今日も起きられなかった。
20分前に起きてたけど、寒くて布団から出られなかった。
ギリギリまで布団でねばって、家を出る15分前に起きて、身支度。
バタバタと用意、当然朝ごはんを食べる暇もなく。
妻を起こしてから、出発。
今日は思ってたよりギリギリになってしまった。
駅まで自転車を飛ばす。
電車は間に合った。
いつも通りのガラガラ。
職場は町から離れたところなので、電車はいつも空いていて、座れなかったことは一度もない。そのくらいに空いている。
会社についてPCを立ち上げたけど、PCが固まった。
月曜日の朝から幸先がわるい。
まぁいい。コンビニで買ったクリームパンと給湯室でいれたコーヒーを楽しむ。
今日は何しなきゃいけないんだっけ?
先週の自分の走り書きに目をやる。
「あぁそうか、金曜日はむりやり仕事を片付けたことにして、定時で上がったんだ。」
その残務があったな。
てか業者への質問の回答待ちだから、進められないんだった。
業者への質問は早めにしておかないと、当日電話で聞いても回答もらえない時も多い。
まぁ毎回ぎりぎりに聞いちゃうんだけど。
前は隣の後輩が質問してから回答までに、2週間くらいかかってたな。
さすがに長すぎるけど、どうしようもないもんかな。
「あ、回答きたわ。」意外と早くて助かった。
夕方、ある会社から連絡がきた。
その連絡を待っていたけど、待っていないような。
その会社とは共同でプロジェクトをしている。
けっこう僕の中では重要な仕事。
これに昇格がかかっていると言っても過言ではない。
なかなか巡ってこなかったチャンスというか、能力主義とは口ではいうけど、実質まだまだ年功序列の体質は変わらず、上の先輩が上がらないと昇格のチャンスはこない。
去年、ひとつ上の先輩が昇格した。
だから順番が回ってきた。
昇格には、ネタが必要だから僕が隠れてこそこそやっていたプロジェクトに上司が目を付けて、ここぞとばかりにプッシュしている。
ありがたい。
会社にとっても大切なことをやっているつもりだ。
うちの部署には、お金がない。
だから時間も取れない。
だからこそこそやっていた。
それが突然、公になった。
ただ、プロジェクトのための時間は確保されていない。
業務の合間をぬってやるしかない。
これが困りものだ。
忙しいときにやらなくちゃいけないことが飛び込んでくると、てんやわんやになる。
だから、その会社から連絡が来るのは複雑な気持ちになる。
想像通り、忙しくなった。
16時半。今日も遅くなるなぁ。
その会社からの用件を上司に伝える。
やることを上司に指示される。
契約関係のこと、法律的な確認が必要とのこと。
なんだかよくわからん。
上司は丁寧に説明してくれた。
説明がおわって、にやにやこっちを見ていた。
なんか試されてるみたい。
「どう?できるかな?」
そんな感じ。
まぁとりあえずはやるけど。
資料をつくったら確認してもらう約束だけして、席に持ち帰る。
やることは何となくわかる。
ただ、それを資料にするとなると、難しい。
これは時間がかかるな。
終わったのは20時前。
上司に見てもらいにいくと、もう席にいなかった。
いつ帰ったんだろう。
まあ明日でいいや。
やることやって疲れたし、もう帰ろう。
僕はこんな感じの平凡なサラリーマン。
久しぶりに兄妹のLINEグループが動いてる。
母ちゃんの誕生日が近くて、その打合せが連日続いている。
還暦だからってことで、手紙を書いた。
手紙を書くなんて、慣れてないし、照れくさくて筆が進まなかった。
でも期限が迫ってくると、いつもの何倍も集中できる僕。
期限に少し焦りながら手紙を書き上げた。
なんか照れるけど、感謝しかでてこなかった。
当たり前か。思い出をふりかえることなんて、いつもは忙しくてしないけど、家族の楽しかった記憶をたどって、幸せな気持ちになった。
たまにはそういうのもいいなぁと思った。
手紙には母ちゃんに直接伝えたことがない感謝をたくさん書いたので、読まれるのがはずかしいというかむず痒いというか…
でも感謝は伝えられるうちに伝えないと、と思うので手紙を書く機会をもらったことに感謝感謝。
誕生日まであと2日。
プレゼントと手紙が届くの、楽しみだね。ってLINEを兄妹で交わした。